- ホテルニューアワジグループ様
- 淡路島を中心に関西エリアで19の温泉旅館・ホテル施設を展開するホテルニューアワジグループ様。海を一望できる絶好のロケーション、複数源泉の温泉、淡路島の食材を活かした料理等が特徴で、地域の魅力を磨き上げることで地方創生に貢献されています。wakaruでは、他社の運用代行企業からのスイッチで、採用SNS運用をご支援しています。
以前はどのような課題を感じていらっしゃいましたか?
元々採用でのSNS運用には必要性を感じていて、別のSNS運用代行会社にお願いしていたのですが、コンテンツの大半が「社員インタビュー」だったんです。
人にフォーカスを当てることはもちろん大事なのですが、会社としての取り組みや魅力はなかなか見せられていませんでした。
もう一つの課題は、その代行会社が「こうしてほしい」と伝えたことはすぐに反映してくれるものの、企画内容に関する提案をあまりしてくれなかったことです。私たちはSNSや広告の専門知識が少ないため、アルゴリズムや求職者のインサイトを把握しないまま指示を出していて、良い改善サイクルを回せていませんでした。
例えば、「フォロワー数を増やすことが大事」と感じ、それを目標にしていた時期があったんです。相互フォローを増やそうと、いろんなアカウントに片っ端からフォローを飛ばしたこともありました(笑)
でも後からリサーチしてみると、企業の採用SNSでフォロワー数を増やすのはそもそも難しいし、求職者に情報を見てもらうことがゴールなので、フォローの必要性は薄いんですよね。本来であれば、こうしたことを外部から言ってほしかったんです。
より良い運用に繋がるのであれば、私たちに対して時には否定的な意見も出してくれる代行会社を求めていました。

なぜwakaruの採用SNS運用支援の導入を決められたのでしょうか?
全部で4社から提案を聞いたんですが、wakaruさんには特に質問することがなかったんです。
「ここってどうなってる?」と思うことが一つもなくて。
担当者の方に対して「若いのにしっかりしてるな」という印象を持ったんですが、これは「若いからある程度目を瞑ってもらっている」という意味じゃなくて、本当にしっかりしているなと思ったんです。他社よりも内容も対応も安心感がありました。
上司から「一緒にやるのは前田さんだから前田さんが決めていいよ」と言われて、wakaruさんが一番一緒に取り組めそうだな、ここがいいなと思いました。
他社と比較した上で、SNSに関する知識や情報、求職者のインサイトに明るい印象があったのも決め手です。

特に、導入してみて良かった点はどこでしょうか?
企業として「こういうことを伝えたい!」と思ったことが、しっかり伝わる絵面になっているんです。
デザインを含めて企画内容に特に満足しています。
SNSに限らず、採用広報に関する外部委託にはなんとなく深い企業理解はしてもらえていないような感覚があったのですが、wakaruさんは営業から運用中まで常に弊社らしさのある提案してもらえているのがすごくありがたいです。
内側から見ている会社と外側から見ている会社って、やっぱり違うんですよね。
内側にいると「その取り組みをやっていることが当たり前」になってしまうんですが、それが「実はすごくユニークな魅力」だということに気付かせてくれるのがありがたいです。
実際に取り組みを始めてから「変わったなぁ」という印象があります。
学生が企業に対して何を求めているのかって、かなり難しい問題なんです。社員に「この会社に決めた理由」を聞くと、最終的には「人」になることが多いんですが、最初に興味を持ってもらえる要素は人それぞれで、かなりいろいろな種類があるんです。
だから評価が高い情報だけを出すのではなく、企業としてのいろいろな面を見せていくのが大事だと感じています。wakaruさんは、コンテンツごとにそのターゲットの興味に引っかかるような幅広い提案をしてくれています。

サービスのご利用について満足度を教えていただけますか?
全体的に非常に満足しています。
特に利用を開始してから満足しているのは、「弊社らしさ」を表現してくれていることです。
他社のコンテンツと比較してもテイストが違うことに驚いたし、安心しました。契約前には、なんとなく他社の企画やテイストに寄っていってしまうのでは?と思っていたんです。でも、弊社らしさをしっかり出してくれているのがすごく良いですね。
総じて満足している中で、弊社らしさを表現してくれているのが特に満足ポイントです。
強いてマイナスを挙げるとしたら、以前よりはやりとりが多くなりました。
でもこれは仕方ないというか、当たり前の範囲だと思っています。前の企業さんとのやりとりはあまりなかったんですが、それはほぼ社員インタビューだったからで。本来はこれくらいやりとり量がないと、イメージしているものが作れないはずだなと思いました。
またwakaruさんは、オペレーションの観点だと「これを確認してください」「いついつまでにお願いします」など、細かく具体的な指示を出してもらえるのがありがたいです。

このサービスは、どのような会社におすすめでしょうか?
本音で言ったら、良い意味で同業界には勧めたくないです。冗談です(笑)
第一次産業をやっている企業さんは、こういうSNSが苦手分野だと思うんですが、良い取り組みをしているケースは多いので、そういう企業に勧めたいです。
淡路島の中では、廃校になった学校の跡地で農業体験ができるところがあったり、コワーキングスペースや複合施設など、先祖代々受け継いできた土地や跡地を使って何かを始めたりする取り組みが結構いろいろあるんです。
でもこういう取り組みって、消費者や求職者にはなかなか知られていないんですよね。これが求職者だけでなく消費者にも伝わって、地産地消や淡路島への興味がさらに広がっていったら面白いなと。連鎖が起こっていくといいなと思います。
