FEATURE 02気づき
「この環境で勝負したいと思えた」──内定を辞退して、インターン先のwakaruに入社した理由
大学3年の秋、丹野さんは第一志望だったコンサル会社から内定をもらっていた。それでも内定を辞退し、長期インターンをしていたwakaruへの入社を選んだ。「今が順調だからこそ、このままでいいのかと考えた」という丹野さんに、その判断の背景を聞いた。
- 話した人
- 丹野(営業・CS)
- 公開
- 2026.11(予定)
- 読む時間
- 約5分
勝負01順調なのに、不安が消えなかった
周りから見たら「順調」だった中で、なぜ不安を感じていたんですか。
丹野自分で言うのも変ですが、昔から勉強もスポーツも大きくつまずくことはなくて、進学も就活も、周りから見ればわりとスムーズに進んできた方でした。だからこそ、「今は楽しいし、順調だ」と思う一方で、どこかで引っかかる感覚があったんです。
「人生で一番楽しかったのは学生時代」という話をよく聞きます。もし今が人生のピークで、この先は下っていくだけだったら、それって少しつまらなくないか。もっと夢中になれる瞬間が、この先にもちゃんとある人生でいたい。その違和感が、不安の正体だった気がします。
なぜ「今」だったんでしょうか。
丹野年齢を重ねるほど、リスクを取る判断は難しくなると感じていました。守るものや責任が増えていく中で、今と同じ温度で同じ選択肢を考えられるかと言われると、正直想像がつかなかった。今の自分なら、失敗しても立て直せる。そう考えると、「今」を逃したら、この判断自体をしなくなる可能性が高いと思ったんです。
02「楽」と「満たされる」は違った
なぜ「どんな環境で働くか」を大事にするようになったんですか。
丹野大学に入ってから、「やりたいことがない」という理由で気持ちが落ち込んだ時期がありました。高校まではバスケ中心の生活で、オフはほとんどなく、毎日が部活で埋まっていた。それが大学に入った途端、毎日がオフのような感覚になったんです。
最初は、自由に遊べることが純粋に楽しかった。でも半年ほどたった頃から満足できなくなって、「今、何のために時間を使っているんだろう」と思うようになりました。高校時代は練習もきつくて、逃げ出したくなる日も多かった。それでも、チームで勝つことを目標に、同じ方向を向いて努力していた時間が、今思えば一番充実していたんです。
「楽であること」と「満たされること」は違う。そこで初めて実感した。
丹野(営業・CS)
03内定先の魅力と、残った違和感
内定先の魅力は、どんなところでしたか。
丹野業界でもトップクラスの成長率で、組織として大きく拡大しているフェーズでした。「経営人材を輩出する」という明確なビジョンがあって、社員の方々も、将来経営層を目指す志の高い人が多かった。この環境に身を置けば成長できるだろうなと、素直に思える会社でした。
それでも、違和感はありましたか。
丹野正直ありました。急拡大している分、業務は分業されていて、自分の役割が組織の一部として切り出されている感覚があった。「この環境で、どれくらい視座を上げられるだろう」「経営層への一番の近道かと考えると、どうなんだろう」。大きな不満はないけれど、判断の軸が「挑戦」ではなく「無難さ」に寄っている気がしていました。
04wakaruを選んだ決め手
wakaruでのインターンで、入社の決め手になったことは何ですか。
丹野一番大きかったのは、「働かされている」という感覚がほとんどなかったことです。感覚としては、部活に近かった。人数が多くない分、チーム全体が同じ方向を向いているのが分かるし、自分の成果がそのまま組織に影響している実感がありました。
仕事は楽ではありません。考える量も多いし、求められるレベルも高い。ただ、誰かの指示をこなすというより、自分で考えて、自分で決めて、前に進んでいる感覚がありました。「ここまでやればOK」「あとは誰かが判断する」という線があまり引かれていない分、判断の結果が良くも悪くも自分に返ってきます。
「自分がこの仕事を動かしている」という当事者感があった。
丹野(営業・CS)

もう一つ大きかったのは、代表の谷さんを含めたメンバーのスタンスです。率直なフィードバックで意見がぶつかることもあるけど、それを避けずに、成果のために向き合うものとして扱う文化がある。立場に関係なく、筋が通っていれば意見を聞いてもらえるし、実際に意思決定にも反映されます。
谷さんのフィードバックも決して甘くはないです。でも、成果だけでなく「この子を成長させたい」という気持ちを感じる場面が何度もありました(根っこは「人」が好きなんだと思います笑)。この人たちとなら、結果がどうであれ「自分の選択」として後悔せずに仕事に向き合える。そう思えました。
05思っていた以上に、負けず嫌いだった
その環境が自分に合っていると感じる理由は、何だと思いますか。
丹野一言で言うと、自分が思っていた以上に負けず嫌いだったことです。率直なフィードバックをもらって、悔しいと感じることは正直多かった。でもその悔しさは、やらされているしんどさではなく、自分で選んだ判断がうまくいかなかった悔しさでした。
裁量がある分、結果を人や環境のせいにできない。だから自然と、「じゃあ次はどうするか」を考えるようになりました。
06向いている人、向いていない人
どんな人が、wakaruに向いていると思いますか。
丹野「優秀かどうか」より、どうありたいかを考えているかが大事だと思います。将来こうなりたいという「自分の像」がある人。今の環境が順調で恵まれていると分かっているからこそ、どこかで物足りなさを感じている人。正解が用意されていない分、自分で考えて選び続けることを楽しめる人には、刺激の多い環境だと思います。あとは、負けず嫌いな人ですかね(笑)。
逆に、合わないのはどんな人ですか。
丹野「今の仕事がつまらない」「もっと裁量が欲しい」のように、環境ありきで考える人だと、途中でしんどくなる可能性は高いと思います。裁量がある分、うまくいかない時の責任も自分に返ってくるので。
最後に、いま進路を考えている学生に伝えたいことはありますか。
丹野短期的な正解より、長い目で見て、どの選択が一番後悔しないかを軸に考えるのが大切だと思っています。どの道を選んでも、迷う瞬間は必ずある。それでも、選んだ理由を自分の中でちゃんと説明できる方がいい。
同じような違和感を抱えている人と、話せたらうれしいです!丹野のひとこと
